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動画 「バリュー・ファクターとディマティーニ・メソッド」

2018-11-17 [記事URL]

ドクター・ディマティーニの2大メソッド「ディマティーニ・メソッド」と「バリュー・ファクター」について、それぞれの特徴と応用方法について解説した動画です。

 

 

バリュー・ファクターについて、開発者のドクター・ディマティーニが直々に指導してくれるトレーニング・プログラムがあります。

バリュー・ファクターを仕事や人生に生かすためのスキルを身につけるためのトレーニングプログラムです。

『バリュー・ファクター・トレーニング・プログラム』は、以下の方にお勧めです。

- コーチやカウンセラー、コンサルタント、企業研修講師にとってバリュー・ファクターの認定資格を取得し、商業的に活動する道が拓けます

- 部下を持つ立場、学校教師、家庭で夫婦間および子供との会話に活かせるスキルをマスターしたい方

- 自分がやりたいことを見つけるゴール設定や就職活動、転職キャリアプランの設計に役立ちます

 

ご興味ある方は、下のボタンをクリックください。


動画「ディマティーニ・メソッド超解説」

2018-11-03 [記事URL]

ディマティーニ・メソッドの本質をズバリ切り込んだ超解説動画です。

ディマティーニ・メソッドが世界と人生の真実を体験するメソッドなら、私たち人間がものごとを認識、判断、意思決定、行動するメカニズムを明らかにし、それを仕事や人間関係、富の構築に活かすためのメソッドが「バリュー・ファクター」です。

そのバリュー・ファクターについて、開発者のドクター・ディマティーニが直々に指導してくれるトレーニング・プログラムがあります。

バリュー・ファクターを仕事や人生に生かすためのスキルを身につけるための『バリュー・ファクター・トレーニング・プログラム』。

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潜在能力を発揮するメカニズム

2018-10-22 [記事URL]

 

あなたの中の巨人(真の能力)を目覚めさせる…

これからお伝えすることは、男性、女性、そして年齢、職業を問わず、あなたが本当の自分を知り、内に秘めた能力をこの世界に現すための知恵です…

 

人間は、本来持っている能力の10分の1も使っていない・・・と言われます。

もし、これが本当ならば…

そして、それがあなたにも当てはまるなら…

あなた本来の能力を発揮することで、あなたの人生の状況は一変することでしょう。

あなたは、今よりもずっとスゴイことができるでしょう…

  • 人生や仕事に関する問題解決能力が増し…
  • ビジネスの成功につながるクリエイティビティ(創造力)が増し…
  • コミュニケーション能力が増し…
  • 精神的にタフになり…
  • 自信に溢れ、活力が増し、体力、持続力、忍耐力、そして人間的魅力が増す…

そしてあなたは、今は無理だとか、不可能だと思っていることも、普通に思えるし、可能にすることでしょう。

今のあなたの常識にない世界、コンフォートゾーン(安心領域)の外の世界…

いわゆる超能力と言われているようなことでさえも…現実にできる…

 

 

たとえば…

もしも私が、相手の身体に触れることなく、目で見るだけで相手を投げ倒すことができると言ったなら、あなたは信じますか?

「えーっ、それはいくらなんでも無理でしょ」

と、普通ならそう思いますよね?

でも、もしもそれができる人が実際にいたとしたら、どうでしょう?

それを、あなたが実際に目にしたら、どうでしょう?

あなた自身が身を以てそれを体験したらどうですか?

目を見るだけで、相手を投げ倒してしまう・・・・そんなことが本当に可能なのか?

論より証拠。

まずは、こちらの動画をご覧ください。この動画は、日本のテレビ番組で放送された武術家、日野晃氏の映像です。

言っておきますが、これはヤラセは一切ございません。

 

 

さて、あなたに質問です。

この動画をみて、相手の身体に触れることなく、目だけで倒すことができることが納得できましたか?

それとも、まだ疑いを持っていますか?

この動画を見た人は、以下の4つの反応のタイプにわかれるようです。

1. マジ?すごい!と驚き、自分もできるようになりたいと思う「素直で実践したいタイプ」

2. わぁーすごい!でも、これは武道の達人だからできることで、自分にはムリと思う「自虐タイプ」

3. いやいや、まだこれだけでは信じられない。これはタマタマ、そうなっただけと「疑い深いタイプ」

4. ふん、どうせヤラセでしょ、と自分の信念と異なるものを「否定するタイプ」

 

あなたが、いずれのタイプの人であれ、それでもあなた自身の目で、日野晃先生が相手を目で倒すのを確かめたい、あなた自身が日野先生から目だけで倒される体験をしてみたい、というのであれば、これからお話することは、あなたにとって役立つと思います。

このまま以下の文を読み進めてください。

 

 

相手に触れることなく、目だけで相手を倒す・・・これが意味することは何か?

例えば、あなたが日野先生と会うとします。

そして、日野先生があなたを 本当に目だけで倒したとしたら、あなたはそれが本当だと一切の疑念もなく信じますよね?

常識では無理だと思うことが、実は無理なんかじゃない、可能なのだということを納得していただけますよね?

それが納得できたら、もしかしたら、他にもあなたが常識では無理だと思っていることが、実は可能なのかもしれない・・・と、その可能性を信じる氣になるのではないでしょうか。

そして、その可能性は、あなた自身にも言えるのです。

断言して言いましょう。

あなたは、あなたが思っている以上の能力を秘めています。

あなたは、現在のあなたよりも、もっと凄いこと、あなたが不可能だと思っていることさえ、可能にすることができます。

あなたは、凄いこと、あなたが心の内で本当に願っていること、羨ましいとさえ思っていることを実現できる力を持っています。

ただ、そのあなたの素晴らしい能力が眠っているだけなのです。

だから、あなたがやるべきことは…

あなたの中の巨人(潜在能力)を目覚めさせる!

 

 

すべての現象にはタネがある

もうおわかりになったと思いますが…

身体に触れずに目だけで相手を倒す」ことは、あなたの潜在能力を目覚めさせる1つのきっかけとなる体験であり、その体験に比べれば、目で倒す方法を学ぶこと自体は、あなたが武術を極めることを本願としていない限り重要ではありません。

相手の身体に触れることなく、目(こちらの意思)だけで、相手を倒すといった常識外のことを体験することで …

私たちが常識的に不可能と思っていることが、実は可能だということを体験を通して確信することでしょう。

ここで、考えて欲しいのです。

あなたが実際に日野晃先生から「相手に触れることなく、目だけで倒す」ことを体験したとします。

そうすると、あなたがこれまで「不可能」だ思っていたことが「可能」に変わります。

まさに、そこです!

なぜ、あなたの「不可能」という認識が「可能」に変わったのか?

不可能の認識が可能に変わる・・・そのプロセスまたは原因は何なのか?

・・・・・・・・・・・・

それは、目で見るだけで相手を倒すことができるという事実を 「知った」 からに他なりません。

言い換えるなら、実際に目で相手を倒すことができるのを、それまで体験したことがなく、知らなかった …

知らない・・・からこそ、それができるなんて考えもしないし、それをできるようにしようとも試みない。

識らない・・・それは自分が感知しないことであり、認識の外、常識外=不可能。

 

そこで、潜在能力についてです。

潜在とは?

表面上になく、内に潜んで存在しているもののこと。

ここで重要なポイントは、まず、ソレが存在しているということ。 有る、実在するわけです。

そしてもう1つの重要なポイントは、内にあるけれど表に現れていないため、その存在が見えない、認識できない、だからわからない、知らないということです。

つまり、潜在能力とは、確実にあなたの中にあって、ただそれを認識できていない能力のこと

あなたは、あなた自身が持つすべての能力を知っているわけではない。

あなた自身が氣づいていない能力がある、しかもそれは1つ2つではなく、2桁を超えるかもしれません。

あなたは、ご自身のそうした能力に氣づくべきです。

そしてそのためには、頭の理解だけではなく…

 

その能力を体験をとおして納得して識ること!

ただし!  識るだけでは、まだまだ不十分です。

その次は、その潜在能力を顕在化させること。

その巨人を目覚めさせることです。

つまり、 HOW(ハウ:方法)!

先の、日野先生が動画の中でみせていた「相手に触れずに目で倒す」 を思い出してください。

日野先生は、武道において すべての身体現象にはタネがある と言います。

 

そのタネこそが、HOWであり、潜在能力を目覚めさせ発揮させ現象を起こす方法です。

目で相手を倒すには、まず「目には見えない力がある」ことを知る。

これが認識していない部分・・・つまり隠れた力であり、潜在能力の存在を知るという段階。

次に、そのことを知ったことで、その力を発揮する段階に移ります。

それには、相手の目を見つめる。

そして、自分と相手の目から出る力が拮抗しバランスをとっている状態になったら、そのバランスを崩す。

すると、相手の身体が崩れる、という現象が起こる。

これが「触れずに目で相手を倒す」タネです。

 

人間の身体は、小宇宙と言われていますが、それは宇宙の原理原則が身体の中にフラクタル(相似的)に、同様に働いていることを意味します。

つまり、身体の内外に働く現象は、私たちの人生や仕事、人間関係といったことに等しく現れる。それは同様の原理原則が働いているからに他なりません。

さて、ではあなたを含め、私たち人間が秘めている潜在能力には何があるのでしょうか?

あなたが、氣づいていない、あなたの中に既に存在している能力…

あなたの現状を大きく変える可能性を秘めた、あなたの能力は何か?

そして、あなたの内にある潜在能力を、どのように引き出し、どう活用することで、あなたの仕事や人間関係、健康、家庭、お金・・・の現状をより充実させることができるのか?

 

潜在能力を発揮するタネ(メカニズム)とは?

人間は、ちょっと面倒というかやっかいなところがあって、話を聞いたり、文章を読んだだけでは、その知識を実際の人生に活かすことなく、ただのデータ(情報)として留めてしまい、またその多くは失念してしまうということが往々にしてあります。

これは、あなたも思い当たるフシがあるのでは?

しかし、自分が実際に体験して知り得たことは、しっかりと覚えていて、なかなか忘れることはありません。

火に触れて熱い思いをしたことがあれば、火を怖がるようになり、溺れた経験を持つ人は、水泳を怖がるのがその例です。

なかなか直せなかった悪習を、ある1つの体験をきっかけとして、直ちに悪習を断つということもあります。

このように私たち人間は往々にして、体験をとおして学んだこと、体感した知恵は、私たちの行動に反映されるわけです。

もし、ここであなたに、あなたの潜在能力の見つけ方、そしてその潜在能力を仕事や人間関係ならびに人生全般について活かすための方法を伝えたとしても、あなたの身にはならないでしょう。

しかし、ぜひともあなたには知ってほしい。

  • あなたは、あなたが思っている以上の存在であることを。
  • あなたには、あなたが氣づいていない能力がある。
  • あなたの人生や仕事、人間関係を、今よりももっと充実した内容に変えることができる能力があなたの内に既に存在している。
  • しかも、それらの能力に容易にアクセスし、発揮するための方法がある。

 

これらの知恵を体感をとおして学びみませんか?

あなたの人生に本当に実践的に活かせる知恵だからこそ、あなたの行動を強く促す形で学んでいただきたい!

だからこそ、あなたの五感のすべてで知恵を学ぶ体験型のセミナーを企画しました。

 

 

講師紹介

Akira Hino

日野晃
武道の達人であり日野身体理論の開発者。
日本のみならずフランスを中心としたヨーロッパ各国でダンサーやアスリート、ミュージシャン、武道家に対し、日本武道が長年培ってきた意識と身体のメカニズムと実践を理論的に指導。
日本及び世界のTVやラジオ、雑誌などメディアにも頻繁に出演。
日野武道研究所所長

Takahisa Iwamoto

岩元貴久
日米で複数のビジネスを展開する実業家でありコーチ、講演家。
世界大手企業のコンサルタントからインターネット事業、教育事業、投資事業を起こし、人間本来の能力を覚醒させるための研究と教育指導を行なっている。
世界トップレベルの講師と交流しプロモーターとしても活躍。
やる気研究所 代表

 

プログラム構成

序章:潜在能力を知る方法(10min)
- 未知の力の見つけ方
- 潜在から顕在化へ

第1部:身体が教えてくれる本来の力を体感しながら学ぶ (2.5hr)
- 頭の世界 vs 身体の世界
- 原理原則の働き
- 力を出す vs 力を作用させる
- 意識と力
- 先の先(意識の起こりを読む)

第2部:潜在能力を発揮する法(40min)
第1部の身体の知恵を人生に活かす方法
- 違いを生み出す秘訣
- 人生への適用方法
- 仕事への適用方法
- 自身と他人とのコミュニケーション方法

特典:触れずに目で相手を倒す体験(30min)
- 身体に触れずに目で相手を倒す体験会

※進行の順序が変更になることもございます。

 

 

本プログラムは、次のような方にとって多くのメリットが期待できます。

  • 現状に満足できず、さらに上のステージに立ちたい…
  • 経営者および事業やプロジェクトの収益責任を持つ方。
  • 営業成績を劇的に向上したい方。
  • 社会進出を目指す女性起業家。
  • スポーツアスリートおよびヨガのインストラクター。
  • コーチングやカウンセリングなど指導する仕事に従事している方。

 

上記の職業や立場にある/ないに関わらず、とにかく1度きりの人生、自分の生命(いのち)を思いっきり使い果たして悔いのない人生を送りたい方にとってインスピレーションに溢れたプログラムとなることをお約束します。

 

開催日時&会場

開催日:2018年12月8日(土)

時間:14:10〜18:00(14時受付開始)

会場:TKP品川カンファレンスセンター(東京都港区高輪3-26-33 京急第10ビル)

受講料:40,000円

決済方法:銀行振込 or クレジットカード

講師:日野晃、岩元貴久

服装:運動ができる服装が好ましいです。女性はスカートではなくズボンを推奨

主催:やる気研究所(株式会社イー・エム・ズィー)

受講申込み

「受講申し込み」ボタンをクリックして、手続きをしてください。

本セミナーは、満員御礼にて修了しました!

受講申し込

 


『マインドフルネス』オンライン講座

2018-09-11 [記事URL]

「クリスマスキャンペーン!」 を開催中!  期間:12月10日(火)~25日(水)

今年1年間の感謝を込めて、「クリスマスキャンペーン」を開催中です。
本キャンペーンでは、本オンライン教材を通常価格の35%引きでご提供させて頂きます。この機会をぜひご活用下さい。

マインドフルネス

あなたの意識を覚醒させる
真実のマインドフルネスが今、明らかになる…

かつて、意識や心のことについて語ったり、学ぶことは、精神性(スピリチュアル)に関心を持つ一部の人たちに限られていました。

しかし、最近はバリバリに働いている人や起業家、さらには世界中の超大手企業までが、社員に自身の内側を静かに見つめ直す時間を持つことを奨励するようになっています。

それは精神状態が体調や知性、仕事の生産性に大きな影響を与えることが科学的、医学的に明らかになってきているからです。

マインドフルネス

その中で、ここ数年、大きな注目を集めているのが『マインドフルネス』です。

特に、Google社が社員教育の一環としてマインドフルネス瞑想を推奨したことから、一躍脚光を浴び、今や世界中の企業が社内研修にマインドフルネスを導入しはじめています。

また、この動きは企業にとどまらず、健康嗜好の高い個人へと波及し、今では一般の人でもマインドフルネスのことを聞いたことがあるというほど、知られるようになりました。

マインドフルネスって何?

ところで、あなたはマインドフルネスとは何かご存知ですか?

一般には、瞑想して自分の内側を見直すこととして考えられています。瞑想では、過去の出来事や先に起こる未来のことではなく、”今”この瞬間について意識を向けること。今、五感を通して知覚していることと、それによって生まれる心の動きを観察します。

こうすることで心の落ち着きを取り戻し、身体全体がリラックスし、体調を回復し、脳が働きやすい状態にする、というのがマインドフルネスのねらいです。このねらいは素晴らしいですよね。

マインドフルネスのねらいは、本当に素晴らしいものです。
ですが、そのねらいを実現させる手法という段階になると、まだまだ改善の余地があります。

というのも・・

マインドフルネスで推奨されている瞑想や呼吸法などの手法は、最近のものではなく、古くはお釈迦さまの時代から二千年以上も前から知られ、多くの人が取り組んできたものです。

ここで課題になるのは、瞑想や呼吸法などに取り組んでも、人によって効果がだいぶ異なる点です。
また、同じ人が取り組んでも、その人の心や体の状況により効果に違いがみられるという点です。

瞑想

この点は、大きな課題と言えます。

厳しい見方をすれば、これでは科学とは言えません。というのも科学とは、いつやっても同じ結果(再現性)、誰がやっても同じ効果(転用性)、そして客観的に観察し、計測できるもののことだからです。

では、マインドフルネスが再現性や転用性、客観性に欠けるのだとしたら、何か間違っている、もしくは見落としていることがあるのではないか?

マインドフルネスのねらいは素晴らしいし、過去に大悟した偉人も数多くいます。人間の可能性、潜在能力を発揮する素晴らしいものであることは確かです。

しかし、属人的で誰もが同じように活用できないのだとしたら、何か大事な真実を見逃しているのではないか!ドクター・ディマティーニは、そう考えネマインドフルネスの本質を追究しました。

マインドフルネスの本質

ドクター・ディマティーニは、17歳にヨガマスターであるヨギのポール・ブラッグに初めてヨガを習います。それからというものヨガに関連した意識や心、身体といった人間の生理機能について研究をはじめ、本格的に瞑想をはじめてから45年続けているそうです。

その間、世界的なヨギに直接指導を仰ぎ、インド哲学や東洋思想、東洋の宗教について研究します。学ぶだけではなく、いろいろな瞑想法や呼吸法を学んでは実践し、さまざまな身体運動や姿勢を試行しました。

もちろん西洋の学問も深く研究していきます。宇宙科学、量子物理学、哲学、脳科学、生理学、社会学、等々….
そしてあるとき遂に、マインドフルネスの本質への氣づきに至りました。

偉大なヨギや宗教家たちは、その本質を踏まえた実践ができていましたが、残念ながらそれを言葉にして明確に表すことがなかった・・・その本質に、ドクター・ディマティーニは明確に氣づいたのです。

しかも、それを論理的に誰もがわかるよう説明することができます。下の写真が、それを説明している講義のシーンです。

Dr.ディマティーニ

脳の仕組み、そして意識との関係、人間の行動の原理といった話と素粒子(光の光子)の対消滅の仕組みといった科学的な根拠を踏まえて、これまで見落とされてきたマインドフルネスの隠された秘密を明らかにしました。

それだけではありません。
私たちがマインドフルな状態になるための手順と手法を開発し、それを明示しました。

それは本当に見事としかいいようがないほど、明快で納得のいく説明であり、マインドフルネスが私たち人間の意識の覚醒に大きな効果を生むことがわかるものでした。

もしもあなたが…

  • 人間の意識が及ぼす力
  • 潜在能力の開発
  • マインドフルネスの実践

これらについて関心を持っているのであれば、このドクター・ディマティーニが行なったマインドフルネスの講義は、ぜひとも聞いてほしいと思います。いや、自分の力をもっと社会に役立てたい、自分の力がどれほどのものなのか、その真実を知りたいという方全員に、この講義をお届けしたい。

そこで、ドクター・ディマティーニから講義を収録した動画を一般公開することの許可をとり、ディマティーニ流 マインフドフルネス オンライン講座として提供することになりました。

このオンライン講義から、あなたは次のことを学ぶことができます。

  • ヨガと瞑想、マインドフルネスの関係から真のマインドフルネスを知る
  • マインドフルネスのメリットとデメリット
  • 脳と意識がバランスをとる仕組み:記憶と反記憶
  • 思考のノイズを取り除く方法
  • 「今、ここ」を実現する唯一の方法
  • 私たちの本来である「光」が教えてくれるマインドフルネス

※本オンライン講座は、ドクター・ディマティーニが来日された際に開催されたライブセミナーの録画映像になります。オンライン教材ですから、好きな場所、都合のいい時間に何度でも視聴することができます。

オンライン講座受講料と申し込み方法

■ タイトル:ディマティーニ流 マインドフルネス オンライン講座
■ 時間:1時間24分
■ 講師:ジョン F. ディマティーニ
■ お支払い方法:カード払い(一括払い or 分割払い可能)、銀行振込
■ 受講料:22,000円(税込) → クリスマスキャンペーン価格(35%オフ)/14,300円(税込)※12月25日まで
■ 販売元:やる気研究所(株式会社イー・エム・ズィー)

キャンセル規定
※商品の性格上、お申込み後、決済が完了しますと受講料の返金はできません。ご承諾の上、お申込みください。

下の『受講申込み』ボタンをクリックしてお手続きください。

 


自分らしく生きること≠最高価値に生きること

2017-07-04 [記事URL]

私が間違っていなければ、誰も他人の真似事をして生きたいとは思わない。

他人にいちいち指示を受けて、言いなりの人生を歩みたいとは思わないだろう。

 

自分の思い通りに生きたい!・・・誰もがそう思っているに違いない。

成功するのであっても、自分らしく成功したい・・・そうだろう?

自分を偽ってまでお金が欲しいとは思わないはずだ。

自分に正直に、自分らしく生きる。それが誰しもが望んでいる生き方ではないか。

さて、では「自分らしく生きる」ことの「自分らしさ」とは何だろう?

この問いは簡単そうで、実はなかなか奥深い。なぜなら、多くの人が誤解しているテーマだと思うから。

これを読んでいるあなたは、そんなことはないと思いますが、結構な人が「自分らしさ」を「自分のスタイル」と解釈しているようだ。

一番身近なことでいうと「髪型とか着る服の好み」。

いわゆるファッション。同じようなファッションでいることを「自分らしさ=アイデンティティ」としている人が案外多い。
スタイルとは、好みであり趣向のことであってアイデンティティではない。

それは自分らしさの一部と言えなくもないが、本質の点からいえば、本当に端っこのごくごく小さな一部に過ぎない。

「自分らしさ」について、真剣に考えたことがある人にならば、自分らしさを自分の価値観に紐づけて答えることだろう。

あなたが、やる研レポートやドクター・ディマティーニのバリュー・ファクターをご存知であればなおさらだ。

私たちやる研が、推奨している「バリュー・ファクター」(以下、VF)を使うことによって、私たちの価値観の優先体系を明らかに(可視化)することができる。

 

価値観とは、私たちの物事に対する認識、判断、行動の基準となるものだ。

 

つまり、価値観に合致しているものに対して良いとか好きといったポジティブな反応を示し、合致していないものに対しては、嫌い、拒否、避けるといったネガティブな反応を示す。

 

そして、価値観には優先順位がある。例えば、自分にとって大切なのは、1番目が家族、2番目がお金、3番目が仕事、4番目が健康・・・・といった感じだ。

この優先順位は、人それぞれユニークである。

優先順位が高ければ高いほど、私たちはそれをすることに情熱を傾け、一生懸命になり、積極的になりかつ知性や能力も発揮することができる。

優先順位が低い分野では、それと逆になる。

しかし、これをして「自分らしく生きる」ことを自分が価値を置いている「最高価値に生きる」ことと誤解している人が結構いるので、注意してほしい。

もし「最高価値=自分らしさ」というのであれば、それは最初に述べた「自分らしさ=スタイル」と本質的に変わらない、ことに氣づいていただきたいのだ。

どちらも自分が好きなことであり、それは既に過去から自分がそうしてきていることであり、自分の好きなこと(最高価値の分野)に執着した生き方にすぎないのである。

確かに好きなことに全力を傾ければ、その分野で優れた成果を出せるかもしれない。

しかし、「意識」という点ではどうだろう?

 

それで意識は拡張するだろうか?

 

意識に広がりはあるだろうか?

もしかすると、人生には自分がまだ知らない、出会っていない未知の分野があるかもしれないのだ。

 

ただ単純に最高価値のみに生きてしまう選択をすると、それらと出会うチャンスを逸することになりはしないだろうか。

 

そして、それはすなわち自分の可能性を発揮する機会を失うことになりはしないか?

 

現時点での既知の分野限定の中での最高価値に生命をかけた生き方は、本当に自分らしく生きたことになるのか?

自分らしさとは、スタイル(好み、限定された最高価値のみ)に執着することではない。

真の自分らしさとは、可能性に生きることである。

きっと次の言葉を聞いたことがあるはず・・・

真の自分は、無限の可能性を持っている。

真の自分は、無限の叡智を持っている。

・・・・・・・

これは観念的な教えでも、スピリチュアルな宣伝文句ではなく、真実である。

自分らしさとは、可能性なのだから。

自分の中にある能力、知性、体力、エネルギーのすべてを最大限に発揮することで現実に表現できることが「可能性」だ。

レオナルド・ダ・ビンチは、真の自分を知り、自分の可能性を表現した人だ。

彼の生き方は、本来の可能性=自分らしさを取り戻し、自分らしく生きたといえる。

 

バリュー・ファクターによって、最高価値を見つけることができるのは、ご承知の通り。

しかし、それを最高価値のみに生きるために使ってしまっては、「自分らしさ=可能性」という点からすれば、なんと偏狭なことだろう。ある意味、自分らしさから遠ざかる行為といえないだろうか。

バリューファクターによって最高価値を明らかにする意味は、そこではないのだ。

私たち、人間は自分が最高価値と認識すると、能力や知性を最大に発揮できるようにできていることを認識することが重要なのだ。

つまり、それは言い換えるならば、最高価値と認識する分野が広がれば広がるほど、自分の可能性をどんどん表現できるようになるということ!

バリュー・ファクターには、あらゆる分野のことに価値を認めることができる手法が含まれている。

それこそがバリュー・ファクターの持つ最大の価値といってよい。
「でも、フォーカスすることが大事だと言いますよね。それに反するのではないですか?」

フォーカスすることの重要性を説くのは、その前提として人間は無限の可能性を持つ存在だということを知らない人、信じていない人が言っているにすぎない。

フォーカスすることで、成果を上げることができる。これは、フォーカスしない分野は成果を上げることができないという意味と捉えるべきである。

フォーカスとは、最高価値の認識であると言い換えるとおわかりいただけると思う。

いろいろな複数のことそれぞれを最高価値だと認めると、それら認めた分野でそれぞれ成果を上げることができるのだ。

 

つまり、誰もがダ・ビンチのように多様な分野に天才性を発揮できる可能性があるということだ。

企業の場合、リソースが限られているためフォーカスという戦略は当てはまるだろう。

が、人間個人の場合、そもそもが無限の可能性を持つ存在であることを前提とするならば、最高価値と認める分野が広がれば広がるほど、本来の能力と知性を発揮することにつながるのである。

まとめると:
自分らしさを発揮し、自分らしく生きるために、まずは自分が持つ価値観を知ること、そして価値観の優先体系を知り、確かに最高価値の分野で自分がらしさを発揮していることを認識することがまず大事。

次に、これまで自分が価値を認めていなかった分野に対する認識を変える。つまりそれはそれらの分野を最高価値であるという認識に変えるということ。

たったこれだけで、あなたの中にある真の能力、知性、好奇心のエネルギーが沸き起こり、活力に溢れだす。

 

自分ができることの可能性が大いに現出するのである。

「でも、それらはどうやったらできるのですか?」

バリュー・ファクターには、そのためのテクニックがある。しかも整然と、それでいて非常にパワフルに!

ご興味あれば、こちらをクリックして確認してほしい。


セムコ社:リカルド・セムラーの奇跡の経営

2017-03-26 [記事URL]

6月に「すごい会議」さん主催で、私が翻訳した『奇跡の経営』の著者であり、セムコ社CEOのリカルド・セムラーが来日し、講演をすることになりました。

以前、こちらのやる研レポートで『奇跡の経営』のエッセンスについて紹介しましたが。

奇跡の経営を実現する方法

奇跡の経営と価値観の関係

奇跡の経営の実践法(1)

奇跡の経営の実践法(2)

とにかく、セムコ社の経営は、常識を覆すことばかり。それでいて会社は常に利益を上げ、成長し、社員の辞職率が実質ゼロ、ブラジルでNo1の人氣企業という、まさに「奇跡」という言葉そのままの経営をしている企業です。

先日、講演を主宰するすごい会議の主要メンバーの方から面会したいと申し出を受けて、食事をしながらお話をさせていただきました。

彼らから「なぜ、この本の翻訳をしようと思い立ったのか?」「奇跡の経営を通して日本社会または日本の企業経営者にどんなメッセージを伝えたかったのか?」といった本質的な質問を受けました。

私が本書を通してもっともお伝えしたかったことは、誰もが仕事に充実感を感じたいと思っているし、やりがいと生きがいを感じながら働きたいと思っているはず。その思いは、社員はもちろん、雇用主も同じ。

だからこそ、ただ素直に、そういう職場を社員皆で作ればよいのです。

そのとき、間違っても本に書いてあるセムコが導入した制度をそのまま自社に導入するということがないように!

なぜなら、セムコ社を真似る必要なんか毛頭ないのだから。

あなたの会社がセムコ社になってしまうなんていうことがないように!

あなたの企業には、独自の理念があるはず。あなたの企業には、あなたの会社にしかないユニークな商品やサービスがあり、個性的な社員によるユニークな組織がある。

だから、あなたの会社らしいやり方で、あなたらしいあり方の組織を作ればいい。

奇跡の経営からは、そういうことをしていいんだという許可をあなたの会社に対して出すきっかけとして欲しい。

その意味で奇跡の経営からインスピレーションを得て欲しい。

それが、私が『奇跡の経営』を翻訳した理由です。

もしもまだ奇跡の経営を読んでいないのであれば、ぜひ一度でいいから読んで見てください。

私は、本書を初めて書店で手にして読み始めた時「うそ!?」「えっマジ?」「本当に!?」「ワーォ!」と心の中で何度も叫びました。

そこには、あたかも理想的な企業のあり方、経営のあり方が綴られていたからです。

しかも、それを実践しているなんて!

本の原題は『The Seven Days Weekend』ですが、私はためらわず日本語タイトルを『奇跡の経営』としました。

本書を読めば、私がなぜそのタイトルにしたかお分かりになるはずです。

追伸:奇跡の経営は、テクニックや制度、システムで行うのではありません。セムコ社またはリカルド・セムラーの経営思想の本質を参考にして欲しい。

そして、そのエッセンスは、以前書いたやる研レポートを読んでいただければと思います。

奇跡の経営を実現する方法

奇跡の経営と価値観の関係

奇跡の経営の実践法(1)

奇跡の経営の実践法(2)


マズローの欲求五段階と価値観

2017-01-17 [記事URL]

アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した人間の欲求五段階説は、私たち人間の行動の動機を考える上で、スタンダードとして用いられています。

それによれば、まず私たちは、生きるために最低限必要な欲求を持っているとする生理的欲求(生存欲求ともいう)を持っていて、食べる、寝る、排泄するといった動物と変わらない欲求を持ちます。

その生理的欲求が満たされると、次に私たちはそれよりも高位の欲求を持ちます。

それは安全の欲求です。つまり、生存に最低限の欲求が満たされると、より快適さをもとめるようになる。

安全とは、風雨を防ぐ家であったり、衣服、健康や生命の安全を守るための保証であったりします。こうして文化が生まれます。

その安全の欲求のさらに上位にあたるのが、社会的欲求です。

これは周囲の人たちとの関係性で、他人と仲良くしたり、自分が必要とされたり、と社会的な役割を欲するというものです。

仕事に就いたり、恋愛をしたり、組織やグループに属したりする行動になります。

その社会的欲求が満たされると、次に尊厳欲求が生まれるとなっています。

それは仕事で認められたり、自分が価値ある人間であると認められ、尊重される、名誉や地位、名声をもとめる。

そのために私たちは学習し、よりよい成績をあげたいと努力します。

そして、マズローの欲求五段階説の最上位にあたるのが自己実現欲求です。

ここでは自分の持つ能力や才能を最大限に生かして、可能性を追求する行為をとるようになります。

と、このように人間の欲求は、リニアな段階を経てより高次のものへと高まっていくとするのがマズローの欲求五段階説です。

さて、ここで価値観について、これまで本「やる研レポート」でなんども伝えてきたように、価値観は、満たされない欠乏感、不足感の裏返してあるという一面を持っています。

その点では、マズローの言う欲求(英語ではneedsとしているため必要性)と同義です。

さて、もうお氣づきのように、マズローが扱っている欲求は、私たち人間が置かれた状況・環境により変化する特徴を持ちます。

そして、欲求は下位から上位への一方通行ではなく、状況が変われば、欲求は上から下へと移ることも示唆しています。

例えば、順調に生理的欲求、安全の欲求、社会的欲求へと上位に移行していき、尊厳の欲求に至ったとしても、そこで務めている会社から解雇されると、社会的欲求の段階に移行し、新たな雇用主を探すことをします。

そして、長期にわたり仕事が見つからず、貯金も底をついて、家賃が払えないとなると、ホームレスとなり、安全の欲求が生まれます。

さらに苦しい状況が続き、食事もままならなくなると、生理的欲求を満たすことが最重要事項になることもありえるわけです。

さて、私たちやる研が、行動を促すドライビングフォースとして価値観を起点としているわけですが、その場合、状況に応じて変化する「価値観」と何があっても不動の軸となる「普遍価値観」の2つがあると捉えています。

「価値観」については、その洗い出しの方法などは、過去のやる研レポートでご紹介してきた通りです。

では「普遍価値観」は、どうやって見つけるのか?それは一体なんなのか?

私たちは「普遍価値観」は、私たちの誰もがこの読み生まれてきた目的を持っているという立場を支持していて、それは「人生の目的」であるとしています。

言い換えると、それは「天命」です。

そして、天命を見つけることも可能であると考えています。

実際、私たちが企業研修や経営幹部への個別指導をするとき、天命を明らかにするワークをするのですが、比較的短時間で容易に天命を明らかにすることができています。

天命を見つける方法は、以下の特徴を捉えて、一定の手順に従うことで可能です。

1. 幼少期の欠乏感

2.人生で何度も繰り返される

3.身体的特徴と関連する

4.充実感の感情と関連する

5.変化する価値観と強い関連性を持つ

最後に天命について、その天命を知ることの重要性について。

マズローの欲求五段階説の一番最初の段階である生理的欲求(生存欲求)は、単純に動物と変わらない低次の欲求であるかのように思われますが、それは間違いです。

ヴィクトル・フランクルの名著『霧と夜』で、ナチス統治下に収容所に入れらた過酷な経験から、生き残った人たちに共通する「運」と「生きる力」について示唆に富む提言がありました。

それは、「目の前の過酷な状況を抜け出す」ことへの思い(欲求)でも、現状に悲観し、あきらめて落胆する思いでもない。

それは「収容所から解放された後の未来への希望」でした。

自分が生き残り、世の中に何を提供するか、貢献するか、遺すか、といった自分のレガシーを思ったのです。

レガシーとは、まさに自分が生きた証であり、それはその人固有の人生の目的=天命であると言えます。

過酷な環境にありながら、いや生命の危機という状況にあったからこそ、自分の天命に目覚めることができたともいえます。

実際、人は生存を脅かされる困難な状況にあるときに、2つの欲求を持つようです。

1つは、文字どおり生存の欲求にある生き抜くための目の前の課題(食料、睡眠等)を欲する。

2つめは、自分が生存するに値するための理由。つまり、人生の目的を探そうとします。

順番として、2つめの人生の目的を明らかにした後に、「自分の使命を認識し、自分が生存することの価値を認めた上で、だからこそ生きなければ!」と思うのは、人間だけです。動物に、それはありません。

そして、その天命に目覚めることこそが、運を拓くことにつながり、そしてその後、大事を成すことにつながります。

天命・・・あなたの天命は何か?

ぜひ意識して、あなたの天命を認識しましょう!


伝わる

2016-03-23 [記事URL]

コミュニケーションで大事なのは、伝えることではなく相手に伝わることであり、さらに重要なのは、相手があなたの意図を受け入れてくれることだ。

職場で言えば、あなたが同僚や部下に業務を依頼した時に、相手がそれを快く引き受けてくれること。そうすれば、業務はスムーズに進み、はかどる。

では、伝わる情報と伝わらない情報の違いはなんだろうか?

例えば、あなたは誰かに批判を受けたことがあるはずだ。

それも1度ならず何度もあるはず。

そこで思い出して欲しい。

批判を受けた時、すべての批判があなたにとって同じくらい辛いものであっただろうか?

そうではないはず。

ある批判については、まったく氣にならなかったというものがあるはず。

それとは逆に、ものすごくショックを感じた批判もあったに違いない。

誰かがあなたにかけた批判の言葉そのものは情報であり、氣にならなかった批判も大きなショックを受けた批判も「情報」という意味では同じだ。

では、ある情報に対しては氣にならなかったのに、どうしてもう一方の情報にはショックを受けたのだろう?

相手の声の大きさだろうか?

そうではないはずだ。

では、情報(言葉、単語)の内容であろうか?

実は、あなたがショックを受けたのは情報そのものではない。

なぜなら、同じ批判の言葉(情報)だったとしても、それを誰が言ったか(誰があなたを批判したか)でショックの受け方にも違いが生じるはずだからだ。

あなたがショックを受けたのは、あなたにとってその批判が持つ意味にある

その批判が誰から受けたものであり、その批判の言葉がその特定の相手からあなたに向けられたということが、あなたにとって持つ意味が影響しているのである。

その批判が持つ意味が、あなたの価値観を強く傷つけるとき、あなたはその傷つく度合いに応じてショックを感じる

おわかりだろうか?

相手に伝わるとは、相手の価値観との関連の度合いなのである。

価値観に反する度合いが強ければ、相手はそれだけ嫌な思いをする。

価値観をサポートする度合いが強ければ、相手は喜ぶのである。

職場で、あなたが誰かに業務を依頼する時、相手がそれを快く引き受けてくれるかどうかは、相手にとってあなたが依頼することの意味次第であるということだ。

これはもちろん、単に依頼する時の態度であるとか、依頼する言葉やトーンということではない

相手に伝わる(届く)依頼。

それは、相手の価値観をサポートする度合いという認識をもって依頼することを心がけることがポイントになるのである。


部下の能力を最大限に発揮させるには?

2016-02-29 [記事URL]

社員全員がその持てる能力を最大限発揮してくれたら、会社としては何も言うことがない、とまでは言わないが、それは会社として最も望むことの1つであろう。



今回は、前回までのフロー状態と関連するが、違う角度から部下が持てる能力を発揮するための考察を述べたい。



そこでまず、つぎのことを考えてみていただきたい。

あなたは、普段は特段に優秀でもない部下が、いつにも増して働き、目を見張る成果を上げたりしたとき「な〜んだ、やればできるじゃないか。これだけのことができるんだから、普段からその力を発揮してくれよ」と思ったことはないだろうか。



これは、あなたにも同じことが言えて、上司から「やればできるじゃないか」と言われたことがあるはずだ。 

では、どんなとき、あなたは普段以上の力を発揮したのだろう?何か普段とは違う要素があったのではないだろうか?

あなたは能力を発揮したときの、あなたのはたらきぶりを考えてみてほしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

check2 いつも以上に集中していませんでしたか?

check2 何よりも優先して働いていませんでしたか?

check2 いつも以上に長い時間、仕事していませんでしたか?

check2 常に仕事のことを考えていませんでしたか?

さて、話は変わりますが、あなたは過去に「お金(支払い等)」で困った状況に陥った経験はないだろうか?

月末近くになって、家賃の支払いができないとか、資金繰りに困って、このままだと乗り越えられない・・・といった状況。

実は、結構多くの人が一度や二度、お金に困った経験を持っているのだが、そのほとんどの人が、その困った状況から無事に脱している。

実はこのことが重要なのだ。私たちが能力(想像力、行動力、問題解決力等)を最高度に発揮する鍵は、ここに隠されている。

結論から言えば、私たちは切羽詰まった状況に追い込まれるとき、普段は鳴りを潜めている能力を最大限に発揮するのである。

これはどういうメカニズムかといえば、普段とは異なる価値観の優先体系に組み変わるということだ。

例えば、いつもは趣味のゴルフを第一優先にし、ゴルフの練習やラウンドをすることに熱中している人がいたとする。付き合う友人もゴルフ仲間だし、テレビもゴルフ番組、ネットサーフィンもゴルフ関連の情報サイト、時間があればゴルフクラブを磨いたり、駅のプラットフォームでは、傘をゴルフクラブ代わりにしてスイングの練習を試みる。

そんな人が、ある月、想定外に大きな出費が生じてしまい、翌月にはかなりお金に窮してしまうことになった。このままでは翌月の家賃などの支払いが不足してしまう。子供の塾の月謝も払えないかもしれない。

この状況になったとき、その人の中の価値観の優先体系(物事の重要度)は、いつもは第一優先であったゴルフは、かなり下位の方に下がる。代わって、お金がダントツで第一優先となる。

お金の支払いが解決するまで、その人の関心ごとは「お金」に集中して、他のことには目もくれなくなる。

何を考えるにも「お金」のことばかり、ゴルフ仲間と付き合うどころではない。なんとかお金を工面しようと、想像力を働かせ、ネットで調べたり、お金を借りれるような人にコンタクトをとる。

普段は決してやらないような行動もとるようになるだろう。自発的で積極的にお金を工面するための行動力をみせる。

これは人間行動学的に言えば、第一優先の価値観だけに集中している時の状態になっているとき、私たちはこうした最大限の「集中力」「時間」「想像力」「行動」を第一優先の価値観に向けるのだ。

そして、このとき、私たちの能力は最大限に発揮される状態になっている。

あなたの部下の能力を最大限に発揮させるための方法は、部下を切羽詰まった状態にしてあげること。そうすれば、部下は自ずと能力を最大活用して働き始める。

 ただし、もうあなたもお氣づきだろう

部下を追い込む形で、その能力を引き出すことは、1度や2度くらいまでなら通用するが、恒常的にそういうことはできない。

それこそ部下がストレスを感じ、健康を崩し、退社することになるだろうし、倫理的にも心情的にも賢明とはいえない。ブラック企業として社会的な非難をうけることにもなりかねない。

何よりも部下を含めあなた自身、そのような環境で仕事をすることは楽しくないし、働きがいを感じないであろうし、幸せとはいえないだろう。

では、どうするか?

もうおわかりだろう。部下が自身の第一優先の価値観に100%集中できるような環境で仕事をさせることだ。

部下の第一優先の価値観に合致した業務をアサインし、業務を指示するときには、その業務が部下の第一優先の価値観にどのように関係するのか、どのように役立っているのかを部下が認識するように伝えるのだ。

部下が自分の業務を第一優先の価値観と認識したとき、部下はこちらが黙っていても、その仕事に集中し、何よりも優先して取り組み、それだけに時間をつかい、よりよくなるよう改善する点を工夫し全力を尽くす。

部下の能力を発揮させられるかどうかは、すべてあなたが部下の第一優先の価値観と業務を結び付けられるかどうかにかかっている。


フロー状態になるための考察(2)

2016-02-22 [記事URL]

前回のレポートに引き続き、社員が最高のパフォーマンスを発揮できる状態=「フロー状態」について考えてみた。



前回紹介したフロー状態の名付け親である心理学者、チクセントミハイがあげたフロー状態の10の要素;

1.明確で達成可能な目標

自分のスキルと能力と合致し、チャレンジとスキルの両方が高いこと。

2.完全なる集中

3.自己意識の消失

頭で思考したり、意識せずとも、意識がそのまま動作と合致している状態。

4.時間のゆがみ

時計の時間とは異なる、主観的な時間。行動するときは、時間は長くなり、多くのことをすることができるが、氣づくとあっとういう間に時間が過ぎている感覚。

5.直接的、即時的なフィードバック

自分の行動が即結果につながり、それを確認できる。

6. ポテンシャルを引き上げる能力とチャレンジのバランス

易し過ぎず、難しすぎない。

7. 状況のコントロール

自分が状況をコントロール(できる、やれる)している感覚。

8. 内発的な動機

外部からの報酬によるモチベーションではなく、内側から沸き起こる欲求(インスピレーション)。

9. 物質的、身体的な条件(ニーズ)の認識の欠如

成功するための学歴や社会的地位、知識、筋力、体力といった要件や条件の認識がない。

10. 中毒的とも言える没頭

それだけにのめり込むこと。



これは、弊社が提唱するバリュー・エンゲージメントの「価値観」から説明できる。

私たちにとってもっとも重要な価値観(最高価値)・・・つまり私たちにとって最も重要で、何よりも大切な、大好きなこと(工作作り、新規プロモーションの立案、子供の教育、ゴルフ等)をしている時、私たちは、それに「熱中し、没頭する」「時間が経つのが早く感じる」「より創造的になっていろいろなアイデアが生まれる」「上達が早い」といった特徴があり、それに取り組む理由や報酬は必要ない、それをやること自体が報酬であり、内発的な動機となっているものだ。



つまり、私たちが最高価値に取り組んでいる時は、フロー状態で見られる特徴と同じものがあらわれる。それは、私たちが最高価値をおいている分野では、フロー状態になりやすいことを意味するのである。 

だからこそ、社員には、彼らの最高価値に合致した業務をアサインすることが、社員の能力を大いに発揮させ、高いパフォーマンスにつながるわけだ。

ちなみに社員の最高価値に合致した業務とは、社員の最高価値と業務に肯定的な関連性の認識があるという意味だ。

ただし、ただ単に社員の最高価値に合致した仕事をアサインすれば、社員が勝手にフロー状態になって高いパフォーマンスを発揮してくれると考えるのは早計だ。

社員がよりフロー状態に入りやすくなるように工夫することが必要。

具体的には、業務を指示するときに明確な目標を伝えたり、社員の能力に見合った、背伸びをすれば届きそうなチャレンジを与えること、そして都度の直接的なフィードバック(評価)を忘れてはいけない。

さらには、社員を信頼して任せることだ。業務への介入、干渉はできるだけ避け、社員に決裁権を移譲すること。社員に業務のコントロール権をもたせて、やりたいようにやらせてあげることである。

フロー状態をつくる環境では、できるだけルールなどの制限は持たせないことも大事だ。

また、制限ではなく、容易にはいかないような高いハードルを持ったチャレンジは必要である。チャレンジがあることで、社員に従来とは異なるアプローチを試してみたいという想像力を誘発するからである。

さて、最高価値についてであるが、バリュー・エンゲージメントでは、実際に人生にあらわれている自分の行動の特徴を客観的に観察して、13の切り口から価値観の優先体系を明らかにするアプローチをとる。

例えば、私たちは価値をおくことにより多くの時間を費やすし、お金も使う。また、他人と会話するときは、自分が価値をおいている分野について話すものだ。

さて、こうした客観的な自分の行動を観察していくことで明らかになる価値観の体系で、最上位にあるものが最高価値となるのだが、フロー状態を生み出すには、表面的な価値観ではなく、当人にとって真に意味のある強烈なもの、当人がそれを真に納得するものでなくてはならない。

ところで私たちにとって真に意味のある価値観とは何だろうか?

それは、人生の究極の目的、生まれてきた目的、使命=天命ではないだろうか?

「天命」と書くと、なにやら宗教的に受け取るかもしれないが、私たちの誰もが少なくとも一度は「自分は何のために生まれてきたのだろう?」と考えたことがあるものだ。

実際あなたも、過去に自分の生まれた意味、何をするために生まれたのか、自問したことがあるのではないだろうか。

ジャーナリストでありフロー状態の専門家であるスティーブ・コトラーによると、生命の危険と隣り合わせのスポーツ(「エクストリーム・スポーツ」と呼ぶ)であるスカイダイビングやロッククライミング、サーフィンのトップ選手が、超人的なことを成し遂げているとき、彼らはフロー状態になっていると言っている。

興味深いのは、そのフロー状態に入ったアスリートたちが共通して証言しているのが「対象との一体感」だ。

例えば、サーファーであれば波と1つになるとか、弓道であれば弓道家がねらう的と1つになる、登山家が山の岩と1つになる、剣術家が敵と1つになる等といった感覚である。

むろん物理的に2つのものが1つになるわけではなく、感覚ですから意識の中で対象と同化することを意味するのではあるが。

 これらの証言が事実だとすれば、どうやらフロー状態では意識が拡張し、1つの身体に収まった「自我」を超越すると思われる。

なぜ、私がこの「対象との一体化」に関心を持ったかというと。

その証言をしたアスリートたちは、意識の一体化を感じている時に「生きている実感」「生きることの意味」をはっきりと認識すると言っているからだ。

生命を失うかもしれない危険を顧みず、挑戦し続けるそうしたアスリートたちにとって、自分が生きている意味=存在意義を実感することは、自分の命をかけるに値すると言っているのだ。

このようにフロー状態に入る秘訣には、価値観がその鍵であり、その中でも価値観の究極として「自分の存在価値、存在理由」をもとめる人生の目的=天命がある

逆に、天命(自分が本当にやるべきこと)に生きていない限り、フロー状態に入ることは難しい。

それはつまり、自分の本当の力を知らずに一生を終えることになるということです。

次回は、フロー状態と「意識」の関係について考察をレポートしたい。


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