自動的に目的に向かって行動する人になる
自立:進取の法則講座
アメリカの人気SFドラマ「スタートレック」の宇宙飛行船の名前はエンタープライズ号。そのエンタープライズ(Enterprise)の日本語訳は「進取」です。
進取の意味は・・・「進んで事をなす、進んで物事に取り組む」です。
ところであなたは、以下の行動に心当たりはないでしょうか?
- 本当にやりたいこと/自分にとってより価値が高いことを先延ばししてしまう
- 毎日がほぼ同じことを繰り返していて変化がない(パターン人生)
- あなたの人生の車の運転席に他人が座っている(他人に振り回される)
<心満たされる時間を最大化する為に>
私たちの行動は大きく2つの動機によってなされます。
1つは、利益(最高価値)の最大化。
もう1つは、既得権の損失の最小化です。
利益の最大化とは、あなたの人生の目的や目標の実現にプラスになることをすることを意味します。
そして既得権の損失の最小化とは、あなたの持ち物(お金や健康、家、車等)が傷つけられたり奪われたりすることを防ぐことを意味します。
高いパフォーマンスを発揮し、社会に大きな影響を与え貢献しているリーダーの多くは利益の最大化を行動の動機に持ち、フォロワーの多くは既得権の損失の最小化を行動の動機としています。
例えば、休日にあなたが自宅でリラックスしていると、電話がかかってきて「おめでとうございます。あなたが前に応募した抽選で車が当たりました。急ではありますが、当選した車を手に入れるには2時間以内に指定する場所に受け取りに来てください。時間内に手続きを済ませないと残念ながら当選は無効になります。」と連絡が来たとします。
この当然の報告に、すぐに飛び起きて車を取りに行く人もいるでしょうが、中には「えーせっかく休みの日をゆっくり過ごしているのに面倒臭いなぁ。まぁ別にいいよ」と当選した車を得る為の行動をしない人も一定数いることでしょう。
でももしも近所の人がやってきて「大変よ。あなたの車を盗もうとしている怪しい人がいる。早く対応しないと!」となったら、まず100人いれば100人の人がすぐに飛び起きて、車を守ろうと行動することでしょう。例え、その車が中古のオンボロでできれば買い替えたいと思っている車であってもそうです。
お分かりでしょうか?
多くの人は、自分の所有するものが、例えそれが本人にとって価値が低くても、その所有物が傷つけられたり損なわれることを嫌い、守ろうとします。この行動は既得権の損失の最小化です。
あなたはどちらのタイプでしょうか?利益の最大化を動機として行動するタイプですか?それとも既得権の損失の最小化を動機とするタイプですか?
どっちが良い悪いという話ではありません。ただ1つ言えることは、前者のタイプで生きている人は、心満たされる(充実感/幸せ)時間を後者のタイプよりもずっと多く体験することでしょう。
<本研修の目的>
『自立:進取の法則講座』は、利益の最大化を動機として行動できるようになるための講座です。Zoomを使ったグループ・セッションです。
<講師紹介>
岩元貴久(やる気研究所代表)
世界最大級の外資系経営コンサルティング会社の東京、クリーブランド、ロサンゼルス事務所に勤務後、アメリカのネットビジネス系コンサルティング会社にて営業兼コンサルティングマネージャーを経て2000年に独立。
現在、ドクター・ディマティーニのビジネスパートナーとして日本におけるメソッドの普及活動および執筆、講演、セミナープロデュース活動を行っている。
バリュー・ファクターの指導歴7年間で延べ400名を超えるクライアントの価値観とミッションの明確化の実績を持つ。
著書に『情報商人のすすめ』『稼ぐ人だけが知っている13の氣づき』『幸せはすぐそばにある』等、訳書に『奇跡の経営』『世界はバランスでできている』「自分を知る最高の授業』『心を知る技術』『イメージは物質化する』等多数がある。